ピエールマルコリーニのセレクション6個入りを食べて見た感想と1つぶごとの紹介です。
ブログの内容
- 6個のチョコレートをそれぞれ紹介。
- 写真は全体写真と断面写真。
- 実際に測ったサイズ。
- 味を詳しく紹介しています。
とってもワクワクしたアソートボックスでした。
セレクション6個入り
箱の蓋を開けるとチョコレートが6個並んでいます。
6個のチョコレートには、それぞれ名称がついています。
左からアニモ キャラメル(アヒルの形)、ピエールマルコリーニ グラン クリュ(サイコロ型)、ユズ マンダリンライム(黄色)、クール フランボワーズ(真っ赤なハート)、エクアドル グラン クリュ(サイコロ型)、エスカルゴ(カタツムリ)です。
箱を開けたとたん、チョコレートの香りがふわ~っと香りました!ビックリするほど良い香り。箱を開けただけでこんなに香るなんて。チョコレートの香りって、こんなに良い香りで、しっかり香るものだったんだと、チョコレートの香りに感動しました。
この箱のサイズは、横:7.4cm 縦:5.1cm 厚み:3cmです。(サイズは蓋をした状態で測りました。)
食べるのがとても楽しみです!では、箱の中のチョコレートをひとつひとつ見ていきましょう。
アニモ キャラメル
Animaux Caeamel (アニモ キャラメル)の Animaux(アニモ)はフランス語で動物(Animal の複数形)です。
調べてみると、ふっくらとした鳥は、ピエール マルコリーニの公式サイトに「あひるをモチーフにした」と記載されていました。
上は、チョコレートの断面写真です。外側は、ミルクチョコレートになっています。優しいチョコレートの味です。真ん中は、キャラメルソースです。きれいなキャラメル色をしています。
キャラメルソースの中に、「フルー・ド・セル(塩の花)」が入っています。フルー・ド・セルは、天日干しで干した塩です。
私が食べた感じだとお塩の味は分かりませんでした。甘味を引き立たせる為に入っているのかもしれません。ほんのりした甘味のキャラメルソースでした。
チョコレートの風味がしっかり感じられるミルクチョコレートと口当たりの良いキャラメルソースが口の中で溶けて、味の広がりを感じさせてくれる一品です。
グラン クリュ
Pierre Marcolini Grand Cru (ピエールマルコリーニ グラン クリュ)
Grand Cru(グランクリュ)とは、ワインの格付けに使われる言葉で「最高峰の」を意味します。
ピエールマルコリーニ氏により選び抜かれたカカオを最良のバランスでブレンドしたビターガナッシュが使われています。
上の2枚の写真は、チョコレートの断面です。外側がビターチョコレートで、内側がガナッシュです。
外側のビターチョコレートは、甘味のないチョコレートのみの味です。内側もビターガナッシュです。チョコレートのみの味です。
口に入れるとビターな味わいの次に、チョコレートの甘味がします。その後ビターの味がして、舌の上で溶けてしまいます。
一緒に食べた方が「まるで雪のように一瞬で溶けてしまうような感じ」だとおっしゃっていました。
食べた後、口の中にビターチョコレートの風味が広がるますが、かといって味がいつまでも口に残っていません。
ユズ マンダリン ライム
Yuzu Mandarine (ユズ マンダリンライム)
鮮やかな黄色に着色されたホワイトチョコレートの表面に、スライスしたユズを並べた様な模様が描かれています。見ているだけで爽やかな気持ちになります。
そして、「ビターチョコレートの中にユズとマンダリンで香りづけしたガナッシュとライムのコンポート」(商品説明書記載)と紹介されています。
まわりのビターチョコレートがとても薄いので、包丁をいれたら壊れてしまいました。
口の中に入れたらビターチョコレートの香ばしい苦みとユズの香り、ライムのコンポートの甘みが広がりました。
花の香りと柑橘の酸味と甘み、アクセントにビターチョコレートの香ばしい苦み、色んな味が一度に口の中に広がります。
色んな味が口の中で感じられますが、風味のバランスがとても良いのか、どれも邪魔にならないです。
クールフランボワーズ
Coeur Framboise (クールフランボワーズ)
真っ赤なハートの形をしたチョコレートです。Coeur(クール)はフランス語でハート、Framboise(フランボワーズ)はラズベリーです。
ホワイトチョコレートに赤い着色料で色をつけています。
中にはビターガナッシュが入っていますが、こちらはフランボワーズのピューレとフランボワーズのアルコールで香りづけと味付けがされている一品です。
鮮やかな赤に光沢があり、まるで宝石のようなチョコレートだと思いました。
ホワイトチョコレートの優しい甘味とフランボワーズ味のガナッシュです。ビターガナッシュは苦みがなく、優しいまろやかな甘さです。
アルコールの使用量はとても少量のように思われます。アルコールの風味は個人差があるようです。
アルコールが分からなかったとおっしゃっている方もいました。ですが、アルコールが苦手な方はお気を付けください。
<サイズ>
横(ハート型の一番横幅のあるところで測りました):約2.5cm
縦(ハートの山の間から先のとがったところまでを線で結んだ長さ):2.6cm
ハートの厚み:1.4cm
エクアドル グラン クリュ
Equateur Grand Cru (エクアドルグランクリュ)
エクアドル産のカカオ豆を使用したチョコレートです。
こちらのチョコレートもグラン クリュと名付けられています。
Grand Cru(グラン クリュ)は、ワインの格付けに使われる言葉で、「最高峰の」を意味します。選び抜かれた最高峰のエクアドル産のカカオという事でしょう。
一粒の作りは、ビターチョコレートの中に、エクアドル産のカカオを使用したガナッシュが入っています。「控えめな苦みに加えフローラルな心地よいアロマ」と説明書きに記されています。
上の断面写真をみると内側のガナッシュを外側のチョコレートで包んでいるのが分かります。ガナッシュがびっしりと詰まっています。
外側のビターチョコレートは、固めで歯ごたえがあり、味はしっかりした苦みあります。しつこい苦みではなく、軽やかでシャープな苦みです。
内側のガナッシュも苦みがありますが、まろやかな苦みで、お口の中にカカオの心地よい苦みが広がり、カカオ豆の甘味と酸味をほのかに感じることができます。
ビターチョコレートとビターガナッシュの組み合わせで、違った苦みを堪能でき、チョコレート味に深みを感じさせてくれる食べ応えのある一粒です。
<サイズ>
表面のサイズ約2cm×約2cm
高さ:約1.5cm 横:約1.7cm
エスカルゴ
Escargot(エスカルゴ)は、フランス語でカタツムリ、食用カタツムリの意味です。
チョコレートは、きれいに渦を巻いた形をしています。縞模様も入っています。
ホワイトチョコレートに着色してあり、細かい縞模様もあります。
ホワイトチョコレートの中に、キャラメルソースが入っていました。
上の写真の顔面を見ると、ホワイトチョコレートの中にキャラメルソースが入っているのが分かります。
しっかりした甘味のあるホワイトチョコレートです。キャラメスソースはとても甘いです。しつこい甘味ではありません。
口の中でホワイトチョコレートを噛むと中からキャラメルソースが出てきます。濃厚なキャラメルソースの味ですが、口の中ですぐに溶けてなくなります。
また、キャラメルの苦みがありません。キャラメルの甘味だけを感じました。
最後に残るのは、美味しいホワイトチョコレートの甘味でした。
<サイズ>
横:約2.5cm (写真の左から右までの一番長い部分で測りました)
縦:約2.2cm(写真の上から下の一番長い部分で測りました)
厚み:約1.5cm(底から貝殻の先までを測りました)
セレクション6個入りの感想
上記でも書きましたが、箱を開けた瞬間にチョコレートの良い心地よい香りが、ふぁ~と匂ってきたことに驚きました。なんていい香りなんだろう~とうっとりした気持ちにさせられました。
それから、アニモ キャラメル、ユズ マンダリン ライム、クール フランボワーズ、エスカルゴの可愛い形とカラフルな色の組み合わせで、あたたかい印象を与えてくれます。
そしてチョコレートは最高です。とにかく美味しい!まずチョコレート自体が美味しいです。小さくて口の中ですぐに溶けてしまうのですが、チョコレートの味は口の中に残っています。また、しつこくないのに味に深みがあり、チョコレートを味わえます。
それから、それぞれのチョコレートが味と香りで楽しめるように工夫されていて、どれも個性的な一粒に仕上がっています。6個のチョコレートなんですが、6個以上の楽しみが詰まっています。
ひとつひとつにピエールマルコリーニ氏の求める完成度の高さを感じる事ができますし、それを支える職人さんたちの妥協のないお仕事があるから、一粒一粒がこれだけ完成度の高い品物に出来上がるんだなぁと思いました。
チョコレートに対する深い愛情の結晶なのだなぁと思いました。
原材料、その他
原材料
カカオマス、砂糖、ココアパウダー、クリームパウダー、クリームラズベリイーピューレ、バター、シュガーシロップ、ブドウ糖、柚子ピューレ、パイナップルピューレ、マンダリンピューレ、ラズベリーピューレ、ラズベリーアルコール、レモンピューレ、コーヒー、乳糖、果実酒(カラマンシー)、バニラビーンス、食塩、甘味料(ソルビット、イソマルト)、グリセリン、乳化糖、ゲル化剤(ペクチン)酸味料、香料、着色料(酸化チタン、赤40、ウコン)、(一部に乳成分、オレンジ、大豆含む)
ピエールマルコリーニ『セレクション6個入り』より引用
※2019年9月7日までの表記です。
賞味期限
購入日も含めて15日間
記載は箱の後ろにあります。
あまり時間がたつとチョコレートの風味やコンポートの風味が落ちてしまうかもしれませんので、賞味期限内に食べる事をおすすめします。
美味しく食べるために
保管は冷蔵庫もしくは野菜室に入れておくのがいいでしょう。
食べる前に常温(18度~20度)に戻して食べるとチョコレート本来の風味を楽しむ事ができます。
私は今回、冷蔵庫から取り出して20~15分ぐらい放置してから食べました。外は30度ぐらいある日で、室内温度は26度に設定していました。
チョコレートがまだ冷たくて固いと思いました。もう少し待ってから食べたら程よく柔らかくなったかもしれません。
まとめ
6個の色、形、味とバラエティに富んだ素敵なアソートボックスだと思いました。
アヒル、カタツムリはユーモラスがあって見ているだけでも楽しい気持ちにさせてくれます。
ハートのチョコはまるでルビーを思わせるような綺麗なチョコレートでした。
ユズマンダリンライムは鮮やかな黄色に食べたら爽やかで美味しいチョコレートでした。
6個のチョコレートでこんなに様々が形、味、色を表現してくれて、しかもとても美味しい素晴らしいチョコレートでした。
とても満足したとっても楽しいアソートボックスでした。