お菓子

ジャン=ポール・エヴァン「カーヴ ア ショコラ9個入り」の感想

2019-11-29

ジャン=ポール・エヴァンのギフトボック「カーヴ ア ショコラ、9個入り」

都内にある有名デパートの地下に、お店はありました。お店が並んでいる広いフロアの中に、ガラスで仕切られた広い空間、近づいてみると、大きなショーケースが置いてあり、小さなボンボンチョコレートが綺麗に並べてありました。

こちらの「カーヴアショコラ」はショーケースの外にある陳列棚の上に、置いてありました。

ミルクチョコレート色をした正方形の箱に、ブルーの線と文字、ひとめ箱を見た時の印象は落ち着いたシックな雰囲気のデザインだと思いました。

その箱の中には、ショコラティエの頂点と言われるエヴァン氏のボンボンチョコレートが入っています。どんなチョコレートなのか、とても楽しみです。

「カーヴ ア ショコラ」9個のボンボン・ショコラ

箱を開けると9個のボンボンチョコレートが綺麗に並んでいます。

箱は正方形、サイズは、縦横:12.3cm

箱の厚みは、3cm (蓋をしたままの状態)

 

「CAVE A CHOCOLAT」カーヴ ア ショコラの「CAVE」の意味は、フランス語で「地下熟成庫(保存庫)」です。

なので、カーヴ ア ショコラは、「チョコレートの保存庫」と言う意味でしょうか。

箱には、ボンボンチョコレートのお品書き美味しくお召し上がる為に銀色の正方形の飾り、の3点が付いています。

 

右上から、トロワ オランジェ、トログロディート、ブラジリア

真ん中右から、サロメ、サフィル、マノン

一番下右から、カライブ、トログロディート、ピエモン

四角形の小さなチョコレートたちは、どんなチョコレートなんでしょうか?1つづつ見ていきましょう。(^_^)

 

トロワ オランジェ

ジャン=ポール・エヴァン「TROIS ORANGES」トロワ オランジュ、なめらかなチョコレートの表面に「JEAN-PAUL HEVIN」とブランド名が書かれています。

ボンボンチョコレートは、外側にビターチョコレート、その中にはビターチョコレートとオレンジピューレを混ぜ合わせたガナッシュとなっています。

 

ピュレ(ピューレ):果物や野菜などを生のまま、まあは煮てからすりつぶし、裏ごしして煮詰めたもの。            (引用元「世界の一流 ショコラ図鑑」)

こちらのボンボンチョコレートの名前「トロワ オランジュ」の「TROIS(トロワ」は、フランス語の「3」の意味です。

「ORANGES(オランジュ)」は、オレンジの事です。

 

そこで、私は単純に「3つのオレンジ」って事は、3種類のオレンジを使っているのかしら?と思いました。

でも、他に何かあるかもしれない・・・とも考え、ググってみると「オペラ、3つのオレンジへの恋」といものが出てきました。

あれ?以前に「サロメ」、「マノン」(マノン・レスコー)、って名前のチョコレートがありました。ジャン=ポール・エヴァンさんは、オペラを愛する方なのかもしれませんね。

 

 

断片のアップです。

お味は、まわりのチョコレートは、苦みの薄いビターチョコレートです。

真ん中のビターチョコレートとオレンジのピューレを合わせたガナッシュは、オレンジの風味とビターチョコレートの苦みを感じる味で、甘くて美味しいです。

 

ビターチョコレートはやや固めなのです。噛めばすぐに壊れます。すると、やわらかいオレンジ風味のガナッシュが、お口の中で溶けだします。

すると、爽やかなオレンジの風味とビターチョコレートの風味がお口の中で広がります。

ビターチョコレートは、苦みと濃くがあって濃厚ですが、そんな中に爽やかなオレンジの味が混ざり合ってる感じです。

「わっ~!なんて美味しいいんだろう!!」とお口の中のオレンジ味とビターチョコレート味を堪能しつつ、チョコレートは溶けて喉を通って胃に落ちていきます。

お口の中から消えて無くなってしまった後、ビターチョコレートの苦みが微かに口の中に残ります。

甘みはしっかり感じますが、オレンジの爽やかな甘さで、とても美味しかったです。

 

★甘さ:甘い

★苦さ:強くはありませんが、しっかり苦みを感じます

★味:オレンジとビターチョコレート味

★特徴:オレンジの爽やかな風味とビターチョコレートの濃くと苦み

 

<サイズ>

↑縦:2.2cm  →横:2.2cm

厚み:1.3cm

 

 

 

トログロディート

ジャン=ポール・エヴァン「TROGLODYTE」トログロディート、四角いチョコレートに砕いたナッツ類の粒々が見えます。

外側はミルクチョコレート、中にアーモンドとヘーゼルナッツのプラネリと、ヘーゼルナッツのジャンドゥジャの2層構造になっています。

次の断面写真をみると、2層になっているのがはっきりわかります。

 

トログロディートって変わった名前の付いたチョコレートですね。いったいどんな意味があるんだどうと調べてみると、フランス国内にいる小さな小鳥に「TROGLODYTE MIGNON」という小鳥がいるようですが、洞窟で生活していた原始人の事も差すようです。あと、アメリカのゲームに登場するキャラクターの名前でもある様です。

 

プラネリは、砂糖を焦がして作ったキャラメルに、ローストしたアーモンドやヘーゼルナッツを加えて、ペースト状にしたもの。

ジャンドゥジャは、チョコレートにローストしたナッツ類のペーストを混ぜたもの。

 

 

トログロディートをアップにした写真です。

周りはミルクチョコレート、上の段がプラネリです。キャラメルの味がしっかりします。

下がジャンドゥジャの様ですが、かなりナッツ類はペースト状になっていて、ナッツの味と言うより、栗の味に近い感じがします。

周りのミルクチョコレートですが、甘味はほとんど感じません。

トログロディートの甘味は、プラネリのキャラメルから来る甘さの様です。

すごいく美味しいです。

 

ミルクチョコレート、プラネリ、ジャンドゥジャの組み合わせが絶妙なんだと思います。ナッツ類の風味もキャラメルの風味もチョコの風味をしっかり感じますが、トログロディートの主役は、プラネリのキャラメル味の様に思います。キャラメルの風味が一番しっかり感じるからです。

ですが、そこにジャンドゥジャの風味、ナッツ類の風味、そして、花を添えるようにチョコレートの風味がしてるように思います。

こちらのボンボンチョコレートは、チョコレート風味はあまり強く感じません。チョコを食べているというより、チョコ菓子を食べてる様な感じがしました。

こんなに小さいのに、それぞれの素材の甘味と風味をしっかり味わう事が出来ました。

う~む、エヴァンが数々の賞を受賞し、ショコラティエの頂点と言われるのは納得できます。さりげない何の変哲もない四角い小さなチョコレートなんですよ。それが、こんなにもしっかりナッツとキャラメルの風味を堪能できる一粒に仕上がっているとは、嬉しい驚きでした。

 

★甘さ:控えめ

★味:ナッツとキャラメルの味(主な味)

★香り:控えめ

★食べてビックリする美味しいさ

 

<サイズ>

↑縦: 2.2cm    →横: 2.2cm

厚み:1cm

 

 

ブラジリア

 

ジャン=ポール・エヴァン「BRASILIA」(ブラジリア)、見た目はシンプルな四角形のチョコレートですが、綺麗なチョコレート色が印象的です。

外側はビターチョコレート、内側にはコーヒー風味のガナッシュが入っています。

 

BRASILIA(ブラジリア)は、ブラジルの首都名です。ブラジル産のカカオを使用しているのでしょうか?特にどこの国のカカオを使用とは説明されていません。

雑誌、本で調べてみましたが、こちらのチョコレートは載っていませんでした。しかし、2019年のバレンタインチョコレートに「ブレジル」という四角いチョコレートが作られていた様で、こちらには「ブラジル産のカカオを使用」と説明書きが記載されていました。

 

ガナッシュ:溶かしたチョコレートにたっぷりの生クリームを混ぜて作った、チョコレートクリーム。

 

 

断面のアップです。

外側のビターチョコレートが、綺麗な四角形の形をしています。

内側のガナッシュは、びっしり隙間なく詰まっていますね。

 

お味は、外側のビターチョコレートは、苦みのあるチョコレートです。結構、苦みが強く感じます。

中のコーヒー風味のガナッシュは、濃厚なガナッシュで、しっかりコーヒーの味がします。

美味しい、まるでコーヒーを飲んでいるみたいです。

口の中で、コーヒー風味のガナッシュが溶けた後に、チョコレートの風味が口の中に広がります。

ガナッシュは濃厚ですが、口の中でサラサラと溶けていきます。

ビターチョコレートの苦みが、コーヒーのエスプレッソを感じさせる苦みとなっています。

甘味はないのですが、生クリーム本来の持つ甘味が、「甘味」として感じられている様に思う事と、ビターチョコレート(カカオの甘味)本来の甘味を感じる様に思います。

小さいボンボンチョコレートですが、濃厚なガナッシュで、ビターチョコレート、コーヒー、生クリームの味がはっきりしている、それでいて味がぶつかり合わず、それぞれが引き立つように融合している、驚きの1粒です。

 

★甘味:砂糖の甘味ではなく、素材の甘味を感じる

★苦み:はっきりとした苦み(美味しい苦み)

★特徴:小さいのに食べ応えがある(濃厚なガナッシュ)

★味:主にコーヒー味(ビターチョコレート味、生クリームの味)

★どちらかと言うと「大人の味」

 

 

<サイズ>

↑縦:2.2cm    →横:2.2cm

厚み:1.2cm

 

サロメ

 

 

ジャン=ポール・エヴァン「SALOME」サロメ、ヴァニラ風味のムースガナッシュをミルクチョコレートで包んだボンボンチョコレートです。

見た目は、シンプルな四角形に3本の線が入っています。

 

サロメとは、旧約聖書を元にオスカー・ワイルドが書いた戯曲で、主人公の女性の名前です。彼女は王女様でした。そんな彼女が恋をしたのは牢に囚われている預言者ヨナカーン(ヨハネ)でした。しかし、ヨナカーンはサロメを拒絶しました。サロメは国王に頼んでヨナカーンの首をはねさせ、その唇に口づけするも、王はサロメがヨナカーンを愛していることを知り、サロメを殺してしまいます。

 

 

 

 

外側のミルクチョコレートは、上品な甘さのミルクチョコレートです。

内側のヴァニラ風味のムースガナッシュは、柔らかいガナッシュで、ヴァニラの風味がしっかりします。

ボンボンチョコレートは、甘さ控えめですが、ヴァニラの風味は強めかもしれません。お菓子作りのときの「ヴァニラエッセンス」の味がします。ヴァニラアイスの様な甘味が無いので、ヴァニラの独特な刺激と言うかクセを感じます。

「甘さ控えめ」で「ヴァニラの風味」が「クセ」のある風味を醸し出しています。

甘さ控えめでありながら、程よく甘味を感じますし、ヴァニラの風味のムースガナッシュも美味しいです。そして、食べた後に思ったことは、「こ~ゆう味なんだ~へぇ~」と言った感想でした。

ヴァニラエッセンスは独特な風味が強いので、お菓子などに数滴つかいます。そうすると、とても良い香りづけと風味が出ます。

こちらのチョコレートは、チョコレートの甘味が控えめなので、ヴァニラの風味が引き立っているように感じました。

 

他の感想は、甘いチョコレートで、「ヴァニラ」の風味は分からなかったそうです。「ミルク」の風味をしっかり感じて、カカオの風味と言うより「ミルクの風味」のチョコレートだねと言っていました。

 

★見た目:シンプルな四角形

★甘味:普通の甘さ

★風味:ミルク味にほのかにヴァニラの味

★名前にインパクトがあり

 

<サイズ>

↑縦:2.2cm  →横:2.2cm

厚み:1.2cm

 

 

 

サフィル

サフィル

表面には青文字「SAPHIR」と書かれています。

外側にミルクチョコレート、内側にはヘーゼルナッツのクリームに砕いたビスキュイ混ぜ合わせた物が、たっぷりと入っています。

SAPHIR サフィル(サフィール)は、フランス語でサファイアの意味です。綺麗な名前のチョコレートですね。

ビスキュイとは、フランス語でビスケット、クッキーなど焼き菓子を差します。

 

 

 

アップにすると、ブツブツした物が入っているのが見えますね。チョコレートの断面に、鼻を近づけてみたらクッキーの香りがしました。

お味は、外側は、甘いミルクチョコレートの味です。

内側のヘーゼルナッツのクリームに砕いたビスキュイを混ぜ合わせた物は、ヘーゼルナッツの味です。甘いです。砕いたビスキュイのサクサクした歯ごたえがあります。

 

甘くて美味しいです。

濃厚なヘーゼルナッツの風味とミルクチョコレートの優しい甘味が、絡まって、美味しいハーモニーを奏でている様です。

砕いたビスキュイのサクサクいした歯ごたえも楽しいです。

そして、香ばし風味もあります。

口の中で、ヘーゼルナッツのクリームが軽やかに溶けていきますが、ヘーゼルナッツの濃厚な風味は、いつまでも口の中に残ります。

ヘーゼルナッツのクリームにビスキュイが混ぜあわせてあるからでしょうか。チョコレートを食べているのに、焼き菓子を食べているような、感じがしました。

とても食べやすくて美味しいボンボンチョコレートでした。

 

★甘み:甘いです。

★苦み:ないです。

★お味:ヘーゼルナッツ味が主で、ミルクチョコレートの味

★特徴:サクサクした歯ごたえ、香ばしい風味で焼き菓子の様

 

<サイズ>

↑縦:2.2cm   →横:2.2cm

厚み:1.2cm

 

 

マノン

「MANON」マノン

キャラメル色をした小さな四角形に、3本の線が斜めに入っています。

香り豊かなミルクチョコレートの中に、フルードセルの入ったキャラメル風味のガナッシュが入っています。

 

フルール・ド・セル (fleur de sel) は、「塩の精華/精髄」を意味するフランス語で、良質の塩田から取れる大粒の天日塩である。フランスゲランドおよびレ島のものが有名。            引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

さて、チョコレートのお名前「MANON(マノン)」の意味を調べてみました。すると、ベルギーの伝統的な砂糖菓子に「マノン」と言うお菓子がある様です。

また、フランスの女の子の名前でもある様です。

 

 

 

 

断面に近づいた写真です。外側のチョコレートと内側のガナッシュがはっきり見えます。ガナッシュはキャラメル色をしています。見るからに滑らかそうです。

お味は、外側が甘さ控えめのミルクチョコレートです。ミルクの味と香ばしいチョコレート味です。美味しいです。

内側のガナッシュは、甘いキャラメルの味です。しつこい甘さではなく上品な甘さと上品なキャラメルの味です。そして、ガナッシュはとても滑らかで、舌の上でサラサラと溶けていきます。

ミルクチョコレートとキャラメル風味が、口の中で混ざりあって、甘くてとっても美味しいです。

少しだけ「シャクシャク」とした歯ごたえを感じました。恐らくフルールドセルだと思います。フルードセルの塩味はほとんど分からないです。

少ししょっぱい?かもなぁ~と思う所もありますが、「塩」が入っていると意識しているから「それっぽく」感じているのかもしれません。ただ、ガナッシュが溶けて行くとき、とても甘味が増す瞬間がありました。

恐らく「塩」が溶けて「甘味」が引き立たされたからだと思います。

 

キャラメルのガナッシュが溶けた後に、ミルクチョコレートが残って、次に溶けていきます。

キャラメルのガナッシュは上品な風味と甘みですが、しっかりしたキャラメルの味がしますし、ミルクチョコレートもしっかりしたミルクとチョコレートの味がします。

美味しいキャラメル味とミルクチョコレート味を堪能できる嬉しいボンボンチョコレートでした。

キャラメルのガナッシュのキャラメル味が絶妙な甘さで本当に美味しいです。小さいボンボンチョコレートですが、食べた感がしっかり味わえます。

 

★甘さ:甘い

★苦み:なし

★味:キャラメルとミルクチョコレート味

★特徴:フルードセル(塩)が甘味を引き立たせている。

 

<サイズ>

↑縦:2.2cm   →横:2.2cm

厚み:1.2cm

 

カライブ

 

ジャン=ポール・エヴァン「CARAIBE」カライブ

カリブ産の上質なカカオを使ったナチュラルビターガナッシュをビターチョコレートで包んでいます。

濃いチョコレート色をした四角い形のチョコレートですね。表面は艶があって綺麗ですね。

 

カリブ産の上質なカカオを使ったバランスのとれたナチュラルビターガナッシュ。

「CARAIBE(カライブ)」とは、フランス語のカリブの事です。

シンプルな四角い形のチョコレートですが、表面はなめらかでとても綺麗です。

 

 

 

 

お味は、外側は苦みのきいたビターチョコレートです。甘味はありません。

内側のナチュラルビターガナッシュは、外側のビターガナッシュよりやや苦み控えめのガナッシュです。

苦いビターチョコレートと柔らかいガナッシュに、ほのかに感じる甘味を感じます。

 

苦みのあるビターチョコレート、柔らかくて濃厚なビター風味のガナッシュ、苦いですが、とっても美味しいです。

濃厚なチョコレートの風味が美味しいです。上質なカリブ産のカカオと言う事ですが、爽やかな苦みと深い濃くのあるチョコレート味です。

ガナッシュもとても美味しいです。かすかな甘味ですが、口の中で広がります。とても滑らかな舌触りです。

カライブの苦みと濃厚さは、食べ応えがあります。

 

★甘味:かすかな甘味

★苦み:苦い

★味:濃厚なチョコレート味

★特徴:深みのあるチョコレートの風味

 

<サイズ>

↑縦:2.2cm    →横:2.2cm

厚み:1.2cm

 

 

 

ピエモン

「PIEMONT」ピエモン

四角いチョコレートの表面に青文字で「PIEMONT」と書かれています。

外側はビターチョコレートで、その内側にはヘーゼルナッツのプラネリとジャンドゥジャが入っています。

イタリア、ピエモンテ産のヘーゼルナッツを使ったプラリネとヘーゼルナッツのジャンドゥジャ。

 

「PIEMONT(ピエモン)」はフランス語の麓、山麓の意味。

イタリア、ピエモンテ産のヘーゼルナッツは、ヘーゼルナッツの伝統的な産地で有名な場所です。

プラリネ:ローストしたアーモンドやヘーゼルナッツを混ぜ合わせたものに、砂糖を焦がして作ったキャラメルを加え、ペースト状にしたものが入ったチョコレート

ジャンドゥジャ:ローストしたナッツ類のペーストとチョコレートを混ぜたもの。     (引用元:世界の一流 ショコラ図鑑)

 

 

 

断面をアップにすると、内側のプラリネとジャンドゥジャの中に、白ぽい粒が見えますね。ヘーゼルナッツの様です。

お味は外側のチョコレートは、甘味控えめ、苦み控えめのチョコレートです。

内側のプラリネとジャンドゥジャは、香ばしいヘーゼツナッツの味です。炒った苦みをかすかに感じます。甘いですが、香ばしい軽やかな甘味です。

小さな粒の食感もあります。

 

プラリネとジャンドゥジャは、口の中でサラサラと溶けていきます。

溶けていきながら、炒った香ばしい風味とヘーゼルナッツの味が広がります。後に、外側のチョコレートが残って、口の中で溶けていきます。

キャラメルの味よりヘーゼルナッツの味の方が引き立っています。

しっかりしたチョコレート味ですが、軽い感じでとても美味しいチョコレートです。

とっても美味しいですが、思ったより軽い風味です。炒ったヘーゼルナッツの苦みも多少感じるように思います。

味はしっかりしていますが、軽やかなボンボンチョコレートです。

味はしっかりしていますが、軽い食感に、プラリネとジャンドゥジャがお口の中ですぐに溶けて無くなってしまうので、いくつでも食べられます。

しつこい味ではないので、口の中に味が残りません。美味しいから残ってくれてもいいのにな~と思いました。

美味しいかったです。

 

★甘さ:控えめな甘さ

★苦み:ヘーゼルナッツを炒った時の苦み?微かに苦みを感じます。

★味:ヘーゼルナッツの味

★特徴:しっかりしたヘーゼルナッツの味プラリネジャンドゥジャ味なのでに、軽い食感です

 

<サイズ>

↑縦:2.2cm  →横:2.2cm

厚み:1.1cm

 

9番目のボンボンチョコレート

ジャン=ポール・エヴァン「TROGLODYTE」トログロディートが、9番目のボンボンチョコレートです。

先にトログロディートは紹介しましたが、今回、2つ入っておりました。

ジャン=ポール・エヴァンのチョコレートは、パリから直接運ばれてくるそうで、品数に限りがあり、在庫状況によっては、8種類になる事もあるそうです。

※本来は、9種類入ります。8種類になる時は、定員さんから説明があります。

「カーヴ ア ショコラ」の率直な感想

ジャン=ポール・エヴァン「カーヴアショコラ」の率直な感想ですが、とても美味しかったです。

一見、四角形のチョコレートが並んでいて、色や形にそんなに変化がないので、シンプルな印象を受けましたが、実際に食べてみると、オレンジ、コーヒー、キャラメル、ヘーゼルナッツ、ヴァニラ、塩、ビスケット、などと変化に富んだ食材を使っているため、色んな味が楽しめました。

これらの食材を上質なカカオと組み合わせて、上品で味わい深い1品に仕上げています。

ビターチョコレートもあれば、甘いボンボンチョコレートもあり、誰でも食べやすいと思いました。

そして、それぞれのチョコレートについている名前が、面白いと思いました。特に意味はないのかもしれませんが、鳥、女性の名前(戯曲や小説)など、チョコレートとは関係ない名前がついています。

私は、何か意味があるんじゃないかしら?とあれやこれやと考えを巡らしました。答えはでませんでしたが・・・・(^^;)

「カーヴ ア ショコラ」にしてもそうですが、ひとひねりした名前が付けられています。これは、エヴァン氏の感性豊かなユーモアの現れかもしれません。

チョコレートにつけられた名前と、素材、深い味わいから、ふと思ったのですが、味覚を通して、何かの思い表現されているのだとしたら、まるで「チョコレートという詩」だなぁと思ってしまいました。

あれこれ思い巡らすのも楽しいひと時でした。

 

その他もろもろ・・・

賞味期限

箱の裏に記載されています。

目安は、購入日から約2週間です。

保存方法

購入したのが11月でしたので、冷蔵庫には入れず、台所の棚、(日陰でガスレンジなど離れた場所)に箱ごと置いておきました。

ただ、香りが飛んだら嫌だと思ったので、蓋を開けてラップで巻き、その上に蓋をしました。

原材料

特に記載なし。

「カーヴ ア ショコラ」のまとめ

★甘味:甘いもの、甘さ控え目のも、などありますが、程よい甘さ

★苦み:苦みのあるチョコレートもあり

★味:オレンジ、ヘーゼルナッツ、ナッツ類、コーヒー、ビスケット、ミルクチョコレート味、ビターチョコレート味

★特徴:身近な素材を使っているが、上質な味わい。

 

とても美味しかったです!見た目や香りの印象は特にありませんでしたが、食べたら美味しくてビックリしました!とても美味しいです。

 

 

 

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