お菓子

ピエール・エルメ・パリ「ボンボンショコラ8個詰め合わせ」創意工夫がいっぱい!楽しい1箱

2020-02-09

ピエール・エルメ・パリ「ボンボンショコラ8個詰め合わせ」を購入しました。蓋を開けると長方形、正方形のチョコレートに、黄色、ピンクの丸が乗っていたり、艶のあるチョコレート色、キャラメル色と様々なボンボンショコラが並んでいます。

特に目を引くのは、黄色、ピンクの丸が乗ったボンボンショコラですが、果たしてどんなチョコレートなんでしょうか。とっても楽しみです。

 

ピエール・エルメ・パリ「ボンボンショコラ8個詰め合わせ」

箱は、太陽を思わせる鮮やかなオレンジ色をしています。

陽気な気持ちになります。

箱を開けるとチョコレートのとても良い香りがふんわり漂ってきました。

香りだけで、美味しいボンボンショコラが想像できます!ヨダレが出てきましす。(^_^)

 

<ボンボンショコラ8個>

左上~下へ

ドルツェッツァ/パイネイラス/アンフィニマンショコラオレ

真ん中上~下

ショコラオマカロンモガドール/イスパハン

右上~下

ショックショコラ/バルタザー/ショコラオマカロンクロエ

※縦並びの順番で紹介しています。

 

Dulcezza ドルツェッツァ

 

 

「Dulcezza ドルツェッツァ」

ハチミツを混ぜ込んだガナッシュをショコラノワール(ビターチョコレート)で包んでいます。

 

外側は、ショコラノワール(ビターチョコレート)。

内側は、コルシカ島マキでとれたハチミツ入りのガナッシュが入っています。

 

コルシカ島のマキ:コルシカ島または、コルス島と呼ばれる。地中海にあるイタリアのサルデーニャ島の北に位置する島でフランス領である。コルシカ島のマキとは、叢林(そうりん)の事で、色んな樹木が生い茂ってる雑木林の事。

 

ガナッシュ:熱で溶かしたチョコレートに生クリームを混ぜ合わせた物。

ショコラノワール:カカオ56%のビターチョコレート(ピエール・エルメ・パリ)。

 

 

 

 

 

 

断面をアップでとった写真です。チョコレートの色が濃くてとても美味しそうです。

外側は、カカオの風味と薄っすらと苦みのあるビターチョコレート味です。とてもまろやかで美味しです。

内側のガナッシュもビターチョコレートです。コルシカ島のマキのハチミツだと思われます。独特の風味があります。何でしょうか。とても不思議な風味です。

私が知ってるハチミツの風味ではありません。

外側と内側を一緒に食べると独特なハチミツの風味はビターチョコレートの風味の中に、独特な風味を感じます。

薄っすらとした甘味が感じられます。

 

お口の中に入れて、外側のビターチョコレートを噛み砕くと、中のコルシカ島マキ入りのガナッシュがお口の中に溶けだします。

薄っすらと甘味の感じるカカオの風味を感じながら、お口の中で溶けていきます。

ビターチョコレートの濃厚なカカオの風味の中にコルシカ島マキのハチミツの独特な風味が混ざって感じられます。

ハチミツの風味でしょうか。お口の中で溶けて消えた後に、独特な苦みを感じました。

 

とても変わった風味のボンボンショコラです。

ビターチョコレートの風味がするので、チョコレートを食べている感じはしますが、コルシカ島マキのハチミツの独特な風味が印象的です。

この風味は、何でしょうか?

昔、食べた山羊のチーズの風味に似てるのか?何かの風味に似てると思うのですが、思い当たる風味が思いつきません。

たくましい野生の樹木の花のハチミツなのでしょうか、いろんな花が混ざった風味なのかもしれません。個性的な風味です。甘いハチミツの風味ではありません。

 

他の方にも食べていただきました。

田舎を思わせる匂い(風味)。

「田舎ぽい」でしたが、「田舎=素朴」ではないようです。

色々と質問してみましたが、「これだ!」という物は思い浮かばないらしく、あえて言うなら「田舎ぽい」という感想をいただきました。

 

ハチミツと言うから普通のハチミツを想像していました。この「独特な風味」とチョコレートを組み合わせる発想と味覚のバランス、これが「パティスリー界のピカソ」と呼ばれてるピエール・エルメ氏のボンボンショコラなんですね。

 

★甘味:薄っすらとした甘味

★苦み:薄っすらとした苦み

★味:濃厚なカカオの風味とコルシカ島マキのハチミツの個性的な風味

★特徴:まろやかなビターチョコレートから香り出す独特な風味

 

 

↑縦:1.5cm  →横:3.0cm

厚み:1.3cm

 

 

 

Paineiras パイネイラス

「Paineiras パイネイラス」

チョコレートガナッシュをビターチョコレートで包んでいます。

 

外側はショコラノワール(ビターチョコレート)です。

内側はブラジル産のチョコレートで作ったガナッシュが入っています。

 

ショコラノワール:カカオ56%のビターチョコレート(ピエール・エルメ・パリのショコラ)。

ガナッシュ:熱で溶かしたチョコレートに生クリームを混ぜ合わせた物。

 

Paineiras(パイネイラス):ブラジルの地名。ミナスジェライス州にある、ブラジリアとリオデジャネイロの間にに位置する場所。

パネイラス農園のカカオを使用しているので、ボンボンショコラの名称が「パネイラス」。

 

 

 

 

 

断面をアップにした写真です。しっとりしたガナッシュがたっぷりと入っています。

外側のビターチョコレートは、苦みのないビターチョコレートです。カカオの風味が濃厚です。

中身のガナッシュは、とても滑らかで口当たりの優しい味です。しっかりとカカオの風味を感じられます。

全体では、まろやかなカカオの風味で、ほのかに心地よい甘味を感じます。

 

お口の中にパイネラスを入れて、外側のビターチョコレートを噛み砕くと、中からガナッシュが出てきます。ガナッシュはとても滑らかで舌の上をすべるように溶けていきました。それと共に、優しいカカオの風味がお口全体に広がります。

ガナッシュは霧の様にどんどん溶けて消えていきますが、カカオの風味はしっかり感じられます。ガナッシュが溶けた後に、お口の中に残っていたビターチョコレートの濃くのあるカカオ風味が感じられました。

ボンボンショコラは、心地よい甘味と柔らかい酸味があります。(薄っすらとした酸味です)

 

とても上品で美味しいボンボンショコラです。サイズがやや大き目ですが、まろやかで軽やかな口当たりなのでペロッと食べられちゃいました。

う~ん、美味しい。優しく丁寧に作り上げられたボンボンショコラの様に思いました。

 

 

★甘味:微かな甘味

★苦み:ほんのり苦み

★酸味:柔らかい酸味

★味:滑らかで優しいカカオの風味

★特徴:カカオの濃くと風味をしっかり感じつつも、まろやかで優しい口当たりです。

 

<サイズ>

↑縦:3.0cm   →横:3.0cm

厚み:1.3cm

 

 

Infiniment Chocolat au Lait アンフィニマン ショコラ オ レ

「Infiniment Chocolat au Lait アンフィニマン ショコラ オ レ」

キャラメリゼしたショコラオレ(ミルクチョコレート)のガナッシュをショコラオレ(ミルクチョコレート)で包み込んでいます。

 

アンフィニマン・ショコラ・オ・レは、外側はショコラオレ(ミルクチョコレート)です。

内側はカラメリゼしたショコラオレ(ミルクチョコレート)のガナッシュです。

 

ショコラオレ:カカオ45%のミルクチョコレート(参考:ピエール・エルメ・パリ)

カラメりゼ:砂糖を熱で溶かして飴色になるまで煮詰めた物。キャラメル。

ガナッシュ:溶かしたチョコレートに生クリームを加えた物。

 

infiniment(アンフィニマン):フランス語で無限に、無制限の意味。

 

 

 

 

周りのショコラオレも綺麗な明るいブラウンです。

外側は、甘いミルクチョコレートの味です。

中のミルクチョコレートのガナッシュは、甘くてキャラメル風味とミルクチョコレートの風味がします。

全体では、甘いキャラメル風味のミルクチョコレートです

しっかりした甘さを感じます。

 

お口の中に入れて外側のショコラオレを噛むとすぐに、中のショコラオレ ガナッシュが出てきます。キャラメル風味とミルクの風味がお口の中で広がりつつも、ガナッシュはどんどん溶けて消えていきます。

甘いキャラメル風味とミルク風味は、いつまでもお口の中に残る感じではありません。しつこさがなく、軽やかな甘さです。とっても美味しいです!

胃にしっかり入って行く感じがあるので、密度の濃いガナッシュなのかなぁと思いました。

見た目もキャラメルみたいで可愛いですし、お味もキャラメル風味とミルクオレの風味がとても美味しいです。食べやすいボンボンショコラだと思います。

 

★甘さ:甘い

★苦み:なし

★味:キャラメル風味とミルクチョコレートの味

★特徴:しつこさが全くない、軽くて食べやすい

 

<サイズ>

↑縦:3.1cm  →横:1.8cm

厚み:1.5cm

 

 

Chocolat au Macaron Mogador ショコラ オ マカロン モガドール

 

「Chocolat au Macaron Mogador ショコラ オ マカロン モガドール」

パッションフルーツ風味のガナッシュとパッションフルーツ風味のマジパンをショコラオレ(ミルクチョコレート)で包んでいます。更に黄色いマカロンが乗ったボンボンショコラです。

 

外側は、ミルクチョコレートです。

内側に、パッションフルーツ風味のミルクチョコレートのガナッシュとパッションフルーツ風味のマジパンが入っています。

上に黄色いマカロンが乗っています。

 

 

パッションフルーツ:原産地ブラジル。咲いた花が時計を思わせる事から日本ではトケイソウと呼ばれています。丸っこい果実がなる。

ガナッシュ:熱で溶かしたチョコレートに生クリームを混ぜて作った物。

ショコラオレ:カカオ45%のミルクチョコレート。

マジパン:スペインのマサパンの事。アーモンドの粉とハチミツもしくは、砂糖を混ぜて練って焼いたお菓子。

マカロン:イタリア発祥のお菓子。アーモンドパウダー、グラニュー糖、卵白などを混ぜで焼いた物に、バタークリームなどを挟んだお菓子。

 

Mogador モガドール:モロッコの都市、エッサウィラの旧称。

 

 

一番下の黄色い部分がパッションフルーツ風味のマジパン。

その上が、パッションフルーツ風味のガナッシュ。

一番上に乗っている黄色い丸い物がマカロン。

 

 

密度の濃いパッションフルーツ風味のガナッシュがびっしりと入っているのが分かります。

その下のパッションフルーツ風味のマジパンはしっとりした感じに見えます。

 

 

一番上黄色いマカロン:アモンドパウダーとグラニュー糖の優しい味。薄っすらとした甘い味。

パッションフルーツ風味ガナッシュ:すごい甘いパッションフルーツの味がしっかりします。

パッションフルーツ風味マジパン:甘いパッションフルーツ味がします。

周りのショコラオレ:しっかりしたカカオ風味のあるミルクチョコレート味です。

全体の味:甘いミルクチョコレート味と甘いパッションフルートの味です。

 

 

周りのミルクチョコレートを噛むと中からパッションフルーツ風味ガナッシュとパッションフルーツ風味のマジパンが出て、お口の中で溶けはじめます。すると、甘いミルクチョコレート味と甘いパッションフルーツの味がお口の中で広がります。

ガナッシュとマジパンは、とてもまろやかで、すぐに溶けてしまいますが、甘いパッションフルーツ味とミルクチョコレート味の後に、フルーツの甘酸っぱさも少し感じました。

また、お口の中で噛んでいるとき、マジパンの柔らかい粒々の歯ごたえも感じられます。

 

とても美味しいです。

丸い黄色いマカロンが印象的なのと、パッションフルーツとミルクチョコレート味の組み合わせが、想像がつかなかったので、どんなお味なんだろう?とあまり期待していませんでした。

ところが、食べてみたらすごく美味しいです。

 

パッションフルーツの味がお口の中で広がって心地良いです。

パッションフルーツ味とミルクチョコレート味のバランスが絶妙なんじゃないでしょうか。

パッションフルーツの味も楽しめるし、ミルクチョコレート味も楽しめます。

甘味も上品な甘さです。

そして、マカロンまで一緒に食べれてしまいます。嬉しいですね。

1粒のボンボンショコラからパッションフルーツ、ミルクチョコレート、マカロン、ガナッシュ、マサパンと色んな味と食感を味わう事が出来ます。

 

★甘味:甘い

★苦み:ない

★味:パッションフルーツの味、ミルクチョコレート味

★特徴:パッションフルーツ味。マサパンの食感とクリームの様に溶けるガナッシュ。

 

 

<サイズ>

↑縦:3.0cm    →横:2.2cm

厚み:1.4cm

 

 

Ispahan イスパハン

 

「Ispahan イスパハン」

ブランド名「ピエール・エルメ・パリ」の文字が入っています。

ローズとライチ風味のパート・ド・フリュイとフランボワーズ風味のガナッシュをショコラノワールで包んだボンボンショコラです。

 

外側は、ビターチョコレート。

内側に、ローズとライチ風味のパート・ド・フリュイ、フランボワーズ風味のビターチョコレートガナッシュが入っています。

外側はショコラノワールで包んであります。

 

パート・ド・フリュイ:フルーツジュースもしくはフルーツのピューレをゼリーの様に固めたフランスのお菓子。グミの様な柔らかい食感。

ガナッシュ:チョコレートを温めて溶かし、そこに生クリームを混ぜ合わせた物。

ショコラノワール:カカオ65%のビターチョコレート。

Ispahan(イスパハン):ダマスク系統のオールドローズ。バラ。ヒラヒラした花びらが沢山ついているバラ。

 

 

 

断面をアップにした写真です。

一番下に、薄くローズとライチ風味のパート・ド・フリュイがあります。

その上に、フランボワーズ風味ガナッシュショコノワールがあります。

 

一番下、ローズとライチ風味のパート・ド・フリュイ:とても薄いピンク色のゼリー状。味は、薄い甘味。

フランボワーズ風味ガナッシュショコノワール:薄っすらとしたフランボワーズの味。

周りのショコラノワール:コクのあるカカオ風味。苦みはありませんが、甘味もありません。

全体の味:コクのあるカカオ風味の中にほのかにフランボワーズの風味を感じます。

 

外側のショコラノワールを噛むと中から柔らかいガナッシュとパート・ド・フリュイが出てきます。お口の中でカカオの風味が広がっていきますが、そのあとからフランボワーズのフルーティーな風味が立ち上る様な感じで、感じられます。

苦みと言うほどではありませんが、カカオの持つ苦みもほのかに感じます。

甘さは感じまぜんでした。

 

とても美味しいボンボンショコラです。

フランボワーズの風味もカカオの風味もほのかに感じさせてくれて上品だと思いました。

「ローズとライチ風味のパート・ド・フリュイ」と「フランボワーズ風味ガナッシュショコノワール」の組み合わせと言う事で、食べる前の印象は、フランボワーズの風味がしっかり感じられる甘いボンボンショコラなのかなぁと思っていました。

しかし、実際食べみると、思ったよりフランボワーズの風味は控えめで、コクのある美味しいビターチョコレートにほのかにフランボワーズの風味が感じられました。

 

私は、このビターチョコレートがとても美味しいと思いました。

ビターチョコレートですが、苦みはありません。そして、軽やかですがコクがあり、しっかりしたカカオの風味が感じられました。

 

「ローズとライチ風味のパート・ド・フリュイ」は、食べると舌に液体の様な感触で感じました(実際は液体じゃありません)。ふわ~と立ち上るフルーティーな風味がある様に思われましたが、「ローズとライチ」の風味は分かりませんでした。フランボワーズの風味はあります。

 

上品でシックな印象のボンボンショコラでした。とても美味しかったです

 

★甘味:ない

★苦み:ない

★味:ビターチョコレートの風味とフランボワーズの風味。

★特徴:さりげなく「パートドフリュイ」が入っている。

 

 

<サイズ>

↑縦:3.3cm   →横:3.3cm

厚み:1.0cm

 

 

 

Choc Chocolat ショック ショコラ

 

Choc Chocolat ショック ショコラ」

カカオのヌガティーヌとショコラノワール(ビターチョコレート)のガナッシュをショコラノワール(ビターチョコレート)で包んでいます。

表面はデコボコしています。

 

外側は、ビターチョコレート。

内側に、ショックショコラ。これはカカオ片入りヌガティーヌ、ビターチョコレートのガナッシュです。

 

 

カカオ豆のヌガティーヌ:炒ったカカオ豆をキャラメルに混ぜ、平らに伸ばしたお菓子。

ガナッシュ:熱して溶かしたチョコレートに生クリームを加えた物。

ショコラノワール:カカオ56%のビターチョコレート。

choc(ショック):フランス語。意味は「衝撃」。または、英略式でチョコレートの事を差す。

 

 

 

断面をアップにした写真です。

チョコの断面、上の方が空洞になっている様に見えますが、ここにカカオを砕いたヌガティーヌが入っています。

写真では分かりにくいのですが、肉眼ですとドロッとした液体の様に見える部分があります。おそらくヌガティーヌのキャラメルが光に反射して光っているのだと思われます。

 

 

カカオ入りヌガティーヌ:炒ったカカオの風味。アーモンドより固めで味はややにがい。薄っすらと甘味を感じます。

カカオのヌガティーヌ入りショコラノワールのガナッシュ:はじめにミルクチョコレート味を感じますが、甘さはありません。苦みはないですが、ビターぽくも感じます。

外側のショコラノワール:やや苦みのあるビターチョコレート味。

全体:シャクシャクした歯ごたえがあります。濃いチョコレート味と深くてしっかりしたカカオ風味です。

 

周りのショコラノワールを噛むと中から炒ったカカオのヌガティーヌとガナッシュが出てきます。カカオの粒をかみ砕いていくときに、ガナッシュはどんどん溶けて消えていきますが、お口の中にビターチョコレートのやや濃いカカオ風味がお口の中全体に広がります。

甘味を感じ、薄っすらと苦みも感じます。

このビターチョコレートの風味は、しっかりしたカカオ風味がりやや濃いチョコレート味に感じます。

 

とても濃い味のビターチョコレート風味です。砕いたカカオも沢山入っているので、噛みごたえがあります。やや甘味を感じ、苦みも感じます。

強い苦みではないですが、苦みの方が甘味より多く感じました。

 

カカオのヌガティーヌと周りのビターチョコレートの風味からでしょうか、やや強めのカカオ風味のするボンボンショコラでした。

しつこい感じもありませんし、脂こさも感じません。ですが、しっかりカカオの風味が感じられ、お腹にどっしり来る感じもあります。濃いチョコレート味に感じます。

食べ終わった後もビターチョコレート味がお口の中に残る感じです。

 

苦みが強いわけではないのに、パンチのある印象です。面白いです。

※アーモンドのシャクシャクした歯ごたえより、カカオ豆の方がシャクシャクした歯ごたえがあるように思いました。

 

★甘味:薄い甘さ

★苦み:やや苦さを感じる

★味:濃いチョコレート味

★特徴:濃いカカオの風味と砕いたカカオのシャクシャクした歯ごたえ

 

<サイズ>

↑縦:3.1cm   →横:3.1cm

厚み: 1.0cm

 

 

 

Balthazar バルタザー

 

 

 

Balthazar バルタザー」

カラメリゼしたシナモン風味のショコラオレガナッシュをショコラオレで包んでいます。

 

外側は、滑らかなミルクチョコレート。

内側に、カラメリゼしたシナモン風味のミルクチョコレートのガナッシュが入っています。

 

カラメリゼ:砂糖を熱で溶かして飴色にした物で、食材をコーティングする事。

ガナッシュ:熱で溶かしたチョコレートに生クリームを混ぜ合わせた物。

ショコラオレ:カカオ45%のミルクチョコレート。

Balthazar(バルタザー):人の名前。

 

 

 

密度の濃いガナッシュがびっしりと入っています。

ミルクチョコレートは透明感があります。

香辛料の香りがします。

 

カラメリゼしたシナモン風味ミルクチョコレートガナッシュのお味:ミルクチョコレート味です。シナモンの香りがします。カレー粉みたいな香りです。

ショコラオレのお味:優しい甘さのミルクチョコレート味です。

全体:甘くて優しいミルクチョコレート味に、ほのかにシナモンの香りがします。

 

外側のショコラオレをかみ砕くと中からカラメリゼしたシナモン風味のミルクチョコレートのガナッシュが、お口の中に溶けだします。ほんのりシナモンの香りが感じられ、優しい甘さのミルクチョコレート味がお口の中に広がります。

シナモンの香りは、とても控えめです。

ミルクチョコレートの味は、甘くて優しい味ですが、カカオの風味はしっかり感じられます。美味しいミルクチョコレートです。

 

あまりミルクチョコレートの風味も強くないので、ほのかに香るシナモンの香りと相まって、エスニックな印象を受けました。

しっかりチョコレートを食べている感じはするけど、別の物を食べている様な、そんな印象です。シナモンもミルクチョコレートも特別変わった食材ではありませんが、どちらもほのかに感じる程度の組み合わせだと、食べた事の無い物を食べている印象を受けます。

 

食べる前は、ミルクチョコレートとシナモン風味のガナッシュなので、そのままの味と風味を想像していました。しかし、実際に食べてみると、イメージしていた物よりエスニックな印象であり、又、お菓子(甘い物)の印象と違い不思議な感じです。

あくまでもわたしの個人の感想です。

しかし、食べた後、ミルクチョコレートは美味しかったですし、エスニック風なボンボンショコラに感じて面白いなぁ~と思いました。

 

★甘味:優しい甘味

★苦み:なし

★味:ミルクチョコレートの風味とシナモン風味

★特徴:ミルクチョコレートの風味とシナモンの風味がお互いに、ほんのりである事。

 

<サイズ>

↑縦: 1.8cm   →横: 3.2cm

厚み: 1.4cm

 

 

 

Chocolat au Macaron Chloe ショコラ オ マカロン クロエ

 

 

Chocolat au Macaron Chloe ショコラオマカロンクロエ」

外側をショコラノワール(ビターチョコレート)で包み、中はフランボワーズの風味のショコラノワール(ビターチョコレート)のガナッシュとフランボワーズ風味のマジパンの2層になっており、チョコレートの表面には丸いピンクのマカロンが乗っています。

 

上にフランボワーズの風味のマカロンが乗っています。

中にフランボワーズ風味のビターチョコレートのガナッシュ、フランボワーズ風味マジパンが入っています。

外側はビターチョコレートで包まれています。

 

ガナッシュ:熱でチョコレートを溶かして、そこに生クリームを混ぜ合わせた物。

マジパン:スペインのマサパンの事。アーモンドの粉とハチミツもしくは、砂糖を混ぜて練って焼いたお菓子。

マカロン:イタリア発祥のお菓子。アーモンドパウダー、グラニュー糖、卵白などを混ぜで焼いた物に、バタークリームなどを挟んだお菓子。

ショコラノワール:カカオ56%のビターチョコレート。(参考:ピエール・エルメ・パリ)

Chole クロエ:ヨーロッパ系の女性の名前。

 

 

 

ショコラオマカロンクロエの断面のアップの写真です。

アップの写真だとどの様な層になっているのは分かりやすいです。

一番下のフランボワーズの風味のマジパンは、しっとりした感じも伺えます。

 

一番上のピンクの部分が、フランボワーズ風味のマカロンです。

真ん中が、フランボワーズ風味のガナッシュです。

下のピンクの層が、フランボワーズ風味のマジパンです。

周りが、ショコラノワールです。

 

フランボワーズ風味のマカロン:ほんのり甘いです。気持ちフルーツの酸味を感じました。サクサクしています。

フランボワーズ風味のガナッシュ:優しいチョコレート味ですが、しっかりしたフランボワーズの風味です。酸味も感じます。

フランボワーズ風味のマジパン:微かに甘さを感じます。気持ちフルーツの酸味がしました。フランボワーズの風味もほのかに感じました。モチッサクッの食感です。

 

お口の中に入れて噛むと、フランボワーズ風味のマカロンのサクッとした歯ごたえを感じます。周りのショコラオレの中から滑らかなフランボワーズ風味のガナッシュが溶けだしで、お口の中にフランボワーズの風味が「ふわ~」と広がります。

しっとりしたマサパンの食感も感じられます。

フランボワーズの風味とカカオの風味を感じつつ、ボンボンショコラはお口の中で溶けて消えていきました。

お口の中に残った粒から、微かに甘酸っぱさを感じました。

その後、お口の中は、ほんのりとカカオの風味が残りました。

 

思ったより甘さは、控えめです。

チョコレートはコクのある美味しいビターチョコレートだと思います。苦みはありません。食べた後には、しっかりとビターチョコレートの風味が残りますし、胃にも多少ずっしりときます。

フランボワーズの風味はしっかり感じられますが、強く感じませんし、チョコレートの風味もしっかり感じますが、強すぎません。印象としては、フランボワーズの風味とチョコレートの風味が、お互いにバランスを取り合っている感じです。

どちらかが強いわけではないけれど、お互いしっかりと風味を感じます。

 

食感は、マカロンを噛んだ時のサクサクした食感、滑らかのチョコレートの食感、モチッサクッのマサパンの食感と食感にバリエーションが有って楽しいです。

優しい甘さのミルクチョコレートにフランボワーズの上品な風味がお口の中に広がる1粒です。

とても美味しかったです。

 

★甘味:優しい甘さ

★苦み:なし

★味:フランボワーズの風味、ビターチョコレートの風味

★特徴:フランボワーズの風味とビターチョコレートの風味の上品な融合。食感のバリエーション。長方体のチョコレートにピンク色の丸いマカロンが乗ってる事。

 

<サイズ>

↑縦: 3.0cm  →横: 2.3cm

厚み:  1.3cm

 

「ボンボンショコラ8個詰め合わせ」感想&原材料

食べた率直な感想

 

ピエール・エルメ・パリ「ボンボンショコラ8個詰合せ」は、コルシカ島マキのハチミツ、ブラジル産のチョコレート、キャラメル風味、パッションフルーツ、カカオ粒、フランボワーズ(ラズベリー)、シナモンと様々な素材を使ったボンボンショコラで、味のバリエーションを楽しめる一箱になっています。

また、チョコレートにマカロンをトッピングしたり、ガナッシュとマサパンの2層、ガナッシュとパートドフリュイの2層、ガナッシュとカカオ粒のヌガティーヌの2層に、なっていたりと作りも大変凝っている上に、食感のバリエーションを楽しめたり、噛んだことによってお口の中にフンワリ広がる風味などの工夫もされている様に思いました。

そして、1粒1粒に使われているビターチョコレート、ミルクチョコレートは、コクのある大変美味しいカカオ風味だと思いました。

箱を開けたとたんに、心地良い深い香りのチョコレートの香りがしました。本当にとても良い香りでした。

1粒1粒がとても凝った造りでありながら素材のバランスが絶妙な為、それぞれが大変上品な風味に仕上がっていた事が特に印象的でした。そのおかげで、大変美味しく召し上がる事が出来ました。

本当に素晴らしいボンボンショコラ8個でした。

 

原材料&その他

原材料

砂糖、カカオマス、乳等を主要原料とする食品、ココアバター、クリームパウダー(乳製品)、全粉乳、アーモンド、ラズベリーピューレ、グルコースシロップ、パッションフルーツピューレ、ライチピューレ、バター、はちみつ、卵白、転化糖、牛乳、脱脂粉乳、ホエイ、レモン果汁、シナモン、パッションフルーツ果汁粉末、乾燥ラズベリー粉末、じゃがいもでん粉、ココアパウダー、マルトデキストリン、食塩、胡椒、バニラビーンズ、香料、乳化剤、増粘剤(ペクチン)、着色料(赤40、クルクミン、二酸化チタン、カロテン)、酸味料、安定剤(カラギ―ナン)、保存料(二酸化イオウ)、(原材料の一部に卵、大豆、りんご含む)

(参考:ピエール・エルメ・パリ「ボンボンショコラ8個詰合せ」商品ラベル)

賞味期限

箱の裏に記載されていますが、購入の際に店員さんが教えてくれます。

ちなみに、私の購入日~賞味期限まで、16日間でした。(参考にして下さい)

保存について

「直射日光、高温多湿を避けて15℃以下で保存して下さい。」と箱の裏の商品ラベル記載されています。

私は、1月でしたので冷蔵庫には入れず、日の当たらない台所に置いていました。

私の保存方法ですが、箱の蓋を外して、チョコレートの入っている中箱は、サランラップで巻、その上から蓋をしていました。

その他

注意事項として「原材料にはちみつが含まれているため1歳未満のお子様には与えないでください。」と記載されています。

商品(中身)は季節によって変わることがございますので、予めご了承ください。

お値段

3,240円

ピエール・エルメ・パリ「ボンボンショコラ8個詰め合わせ」のまとめ

★甘さ:7個-上品な甘味、1個-甘さなし

★苦み:5個-苦みなし、3個-やや苦みあり

★味:フランボワーズ風味、ミルクチョコレート風味、シナモン風味、濃いチョコレート味、パッションフルーツ味、キャラメル風味、コルシカ島マキのハチミツの個性的な風味

★香り:濃厚なチョコレートの心地よい香り

★食感:砕いたカカオのシャクシャクした歯ごたえ、マサパンのシャクシャクした食感

★特徴:マカロンをチョコレートの上に乗せていたり、四角形のチョコレートの大きさ、模様など、見た目にバリエーションがある。マサパン、パートドフリュイ、砕いたカカオなど食感にも工夫が凝らしてある。また、味のバリエーションも豊富です。

 

ボンボンショコラ8個の詰め合わせですが、見た目、味、食感、作り、などバリエーションが豊富で凝った作りのため、実際の数より多くの事を楽しめます。そのせいか、沢山のボンボンショコラが入っている様な気持ちになりました。

甘さ、口当たり、チョコレートの質など上品で大変良い物に思えました。

ただ、ハチミツは個性があるので、味覚に対して好奇心旺盛な方向きかもしれません。

全体の印象としては、大変美味しいボンボンショコラである事と、バリエーション豊かで創意工夫が凝らしてあって、から心から楽しめた1箱でした。

 

 

 

 

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